2011年3月16日
2011年2月24日に、三井住友銀行主催の電子記録債権セミナーが同行大阪本店6階の講堂で行われ、当社からは、中川社長、平田取締役が参加するとともに、全国銀行協会が設立する電子債権記録機関「でんさいネット」にもご講演いただきました。
全銀協と個別銀行の共同セミナーは関西では初となります。
当日は、約200社のお客さまから約260名の方にご参加いただき、また関西地区の主要マスコミ各社から取材を受けるなど、電子記録債権に対する関心の高さを窺わせました。
セミナーでは、三井住友銀行の久保専務のご挨拶に続き、当社および三井住友銀行が推進する電子記録債権版一括ファクタリングサービス、および個別の債権を電子化し、流動化する個別譲渡サービスの詳細な内容のほか、2012年5月に開業予定の「でんさいネット」との棲み分けの具体像など、当社および三井住友銀行による電子記録債権への取り組みの基本方針について説明しました。
また、当社が記録機能を他金融機関や事業会社へ提供することにより広がる、電子記録債権を活用した新たなビジネスの可能性などについても講演があり、全体として、制度の概説にとどまらない、具体的な活用方法も交えた内容となりました。
セミナーを受講されたお客さまによると、半数超が、本セミナーで初めて電子記録債権の詳細な説明を聴かれたとのことで、お客さまに対する更なる情報提供の必要性を改めて認識いたしました。
一方で、9割近くの方に「でんさいネット」との棲み分けと協調という、当社および三井住友銀行の方針をご理解いただくことができました。
今後も、当社は三井住友銀行とともに電子記録債権の普及に取り組んでまいります。